| ゆとうクリニック(内科・小児科)院長 湯藤 進 様
当クリニックは港区南麻布の閑静な住宅地にあります。 当初は大学で教鞭をとるつもりでしたが、諸般の事情のより昭 和50年1月に開業致しました。サラリーマンの次男として育ち、開業のノウハウも知らない実に淋しい開業への出発でした。
経営面は、ともかく的確な診断と親切な説明とで年ごとに固定の患者さんが増えましたが、税務面は友人の先輩で元会社員の経理担当だった方にお願いしておりました。今振り返ると、医療は税制面で一般法人と非常に異なり優遇措置がある反面、賞与も退職金もないその月暮らしのようなものでありました。
少し流行りだして越智税務会計事務所を紹介され、損な申告をしていたことを後で知ったわけですが、安いからと言って医療経済に詳しくない経理の方にお願いし、逆に損をした愚かさを感じました。
越智税務会計事務所との契約は今までよりは多少高額でしたが、毎月の帳簿の管理、売上げ、前年度対比など月に1度は指導され、「医師の整理日」と言われるレセプト請求もレセコンなどの発達で私は医療に専念できるようになりました。それが良かったのか勢いに乗って、医師会活動に熱中し港区民の子供からお年寄りにいたる総ての健康予防、救済を司る公衆衛生理事を出発点として、やがて港区の医師会会長になり、その功あってか日本医師会の代議員、東京都医師会の筆頭理事にまで登りつめ、大学での教鞭をとる夢はいつしか港区民から都民・国民の公衆衛生、即ち少子高齢化社会にどう対応していくかという太い道を歩くことになりました。
さて、開業医はいわゆる退職金も年金も少額です。自宅での開業の先生方が多いと思いますが、いつかはリタイアをせねばなりません。相続の問題、余生をいかに「安らかに」に過ごすためのクリニックの存続、あるいは閉院も最後は良心的で親切な税理士さんにお願いすることは必修課題です。私は信頼している越智先生にお願いするつもりでおります。 |